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博多の秋の祭り 筥崎宮放生会のはじまり

博多の三大祭りといえば、春の「博多どんたく港祭」、夏の「博多祇園山笠」、秋の「放生会」。

放生は仏教からきた行事で、捕えた生き物を放してやることです。寺や神社に「放生池」という名の池を見かけることがありますが、魚を放してやる池だったのでしょう。

 

筥崎宮の放生会は一般的な読み方の「ほうじょうえ」ではなく「ほうじょうや」と読み「命を慈しみ、殺生を戒め、実りに感謝する」お祭りです。


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毎年9月12日から9月18日まで行われてます。

2年に一度(西暦の奇数年)行われる御神幸(御神輿行列)は、9月12日(御下り)と14日(御上り)に行われますが、今年は偶数年ですので御神幸はありません。

神輿は社殿内に安置されています。


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夜の本殿扉。

周囲の喧騒からはかけ離れた、静寂の世界。


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参道には端から端まで露店が並び、夜には沿道を埋め尽くす人びとの群れで賑やかなお祭りです。


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