新社会人の皆さんに読んで欲しい本
新社会人の皆さん、会社には慣れましたか?
新しい環境というだけで誰でも不安になりますが、学生から社会人への一歩は心理的にも、人生において最も大きな変化のひとつです。
新社会人の皆さん、学校でどれだけ優秀な成績だったとしても、会社ではまだ何ひとつまともな仕事はできません。
それが普通です。
自分が周りからどう見られているかとか、どう評価されているかは、気にする必要はありません。
そして自分自身でも、自分の能力を疑ったり、失敗を気に病みすぎたりする必要もありません。
これから数カ月の間、楽しいこともたくさんあるでしょうし、大変なこともたくさんあるでしょう。
身近な人であれ、SNSであれ、悩みを相談できる人、話を聞いてくれる人がいれば溜めこまずに聞いてもらいましょう。
もし、誰にも相談できなかったり、話すのが苦手という人は、古典的ですが本を読んでみませんか?
私は自分が社会に出る前にこの本を読みたかった、と思う本があります。
D・カーネギー著 「道は開ける」
カーネギーといっても、鉄鋼王ではありません。
デール・カーネギーはアメリカの教育者でもあり、対人スキルについての実践的な取り組みで有名な人です。
自己啓発、人間関係、会社での悩みはほとんどこれに集約されますが、あれこれ色んな本を読むよりも、この一冊をお勧めします。
世界中で翻訳され、ロングセラーになっている名著です。
私自身も自己啓発の本やスピリチュアル系の本も読みますが、この本だけ読めば十分だと思います。
私はハードカバー、文庫版、Kindle版を持っていて、これまで何度も読み返しています。どこにいても本が開ける状態です。
一冊丸々読みとおさなくても、その時の自分に当てはまる部分だけ読むこともできます。
本を読む元気までなくなってしまう前に、書店でも図書館でもかまわないので手に取ってみてください。
みなさんが新しい環境に慣れて、少しでも楽な気持ちで仕事ができることを願っています。