言葉のカタチ

言葉にならないものをカタチにしよう

勅使道から二度目の香椎宮参拝

先週に続いて、再び香椎宮を参拝。
前回はJRで香椎線を使ったので、今回は西鉄貝塚線を使うルートにしました。

西鉄貝塚線の香椎宮前駅で下車し、香椎宮まで楠が続く勅使道と呼ばれる参道を歩きます。

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JRの線路を越えたところから参道が始まりますが、鳥居の手前右手に万葉歌碑と香椎宮頓宮がありました。

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頓宮は御旅所とも呼ばれ、本殿からご神体や依り代を神輿に移して氏子町などにお渡りになる際の仮宮です。
普段はここにはご神体はないので、今はただ建物だけがある状態です。とても静かでした。

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勅使道は楠が見通す限り続いていて、黒っぽい幹と豊かに茂った若葉が、青空に映えて美しい道でした。道の両側にはお洒落なお店が家や店が並んでいました。

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香椎宮の正面の鳥居。
前回は駐車場の脇から境内に入ったので、この鳥居を潜るのは初めてです。

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境内は1週間前に来たばかりですので新しいものはないのですが、先週よりも緑が濃くなって、ツツジの盛りが過ぎ、池には菖蒲が咲いていて、池の脇の紫陽花が小さな蕾をつけていました。
季節の移ろいは止まらないのだと実感しました。

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本殿でお参りをして、先週と同じく古宮へ。
この場所の木漏れ日が好きで、しばらく眺めていました。

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その後は不老水へ。
コップ一杯分のお水をマグボトルに頂きました。
先週はこのお水でお茶を入れましたが、水道水よりミネラル分が多いのか渋みが出ました。
今回は一度沸かして、それを冷ましてから飲みました。やはり普通の水の状態で頂くのがおいしいです。


あまり日をあけずに二度もお参りしたのは、なんとなく「もう一度行きたい」と思ったからですが、それは単純に気持ちがよかったからです。


香椎宮はパワースポットとしても有名なようですが、私はパワースポットというのはその人によって違うものではないかと思っています。
 
神社には結構お参りするのですが、今回のように何度か来たくなったり、その場所にいると気持ちがいいと感じたりするところと、反対にパワースポットとして有名でも、ちょっと気持ちが悪いと感じる神社もあって(単純に場所として)、一度お参りして二度は行かないところもあります。

私は人混みは苦手で疲れますが、例えばこのGWの始まりの時期の博多駅のコンコースは、楽しそうな人が行き交っていて、見ているだけでこちらも楽しくなってきます。多分、人から溢れ出るエネルギーに触れているからだろうと思います。これもパワースポットと言えなくはありません。

自宅の近くの公園でも、自宅の庭であっても、「気持ちがいい」とか「楽しくなる」とかであれば、そこがパワースポットなのだと思います。

何かを期待してパワースポットと言われる場所に行くよりは、「気持ちいいな」と感じられる場所がその人のパワースポットだと思うのです。

と、偉そうに書いていますが、私は別にスピリチュアル的な能力はありませんので悪しからず(笑)。

香椎宮が私にとってパワースポットだということだけは、間違いないようです。