言葉のカタチ

言葉にならないものをカタチにしよう

宝満宮竈門神社から天開稲荷社を参拝


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8月7日は竈門神社の「七夕まつり」。

まつりは18時30分から21時で、笹飾りのライトアップや燈明が灯され、コンサートなども行われます。

 

残念なことに私が行ったのは昼間だったので、見られたのは七夕飾りと、夜に灯されるはずの参道に置かれたキャンドルでした。

 

昼間の境内は色のない荘厳な社殿に、願い事の書かれた短冊が珍しく彩りを添え、郷愁を誘う光景となっていました。f:id:YazakiK:20180810140244j:image

社殿の右手、願いの叶った無数の「結びの糸」が納められています。
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お守り授与所の裏手の展望台からは、境内を包む楓の緑がきれいです。

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遠くには太宰府の街が見下ろせます。f:id:YazakiK:20180810134447j:image

 

境内を出て少し上った宝満山登山道入り口の鳥居。

緑に呑まれるように立っています。f:id:YazakiK:20180810134522j:image

鳥居をくぐると、別世界です。

薄暗い木立ち、絶え間ない水音、激しい蝉時雨が遠くから聞こえてくるような、森の静けさです。

しばらく川のそばで涼んでから、下りました。


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竈門神社境内の式部稲荷社。

緑の中の朱色の鳥居が美しい。

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お狐さまが守る静かで落ち着いた社殿。
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このあと太宰府天満宮まで下りました。

 


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炎天下でもいつも観光客の多い太宰府天満宮。

お参りをしたあと、本殿裏へ。

 

今回は天開稲荷社への参拝が目的でした。

太宰府天満宮には何度も来ていますが、天開稲荷社は一度も行ったことがありません。

理由は簡単で、上るのがきつそうだから。

 

思い立ったが吉日と、今回この暑さの中を行くことにしました。

 

太宰府天満宮裏手、お石茶屋を過ぎ、天開稲荷大明神の鳥居をくぐってしばらく上り道が続きます。


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上って
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上って
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上って
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最後の階段。
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階段がきつい時は、途中左手に少し緩やかな上り坂があるのでそちらへ。

最後の階段を登りきると、天開稲荷社の社殿です。


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たくさんの鈴が下がっているのは、手前の十二の鈴には干支が書いてあるので、自分の干支を鳴らし、その後に奥の大きな鈴を鳴らすのが作法です。

私は作法を知らず、大きな鈴だけ鳴らしてしまいました。

次回はきちんと作法道理に。

 

さらに境内左手には「奥の院」の文字と、鳥居ありました。

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ちょうど社殿の真裏に少し上る格好です。

階段を上ると横穴式石室のようなものが見えてきます。

その中に、祭壇が設けられ無数のお狐様が祀られていました。

 

石室の外も中も写真を撮るのは迷ったので止めました。

奥の院はぜひお参りして見てください。